私たちが同棲するにあたって選んだ家は、
「サンルーム付き・ベランダなし」の間取り。
内見の時点では、「ちょっと珍しい間取りだなー」くらいの印象でした。ただ、実際に住んでみると、意外なメリットを発見しつつ、「あ…これってこうなのね…」というちょいネガティブ要素もある間取りであることに気づきました。
このブログでは、そんな「リアル・サンルーム生活」を、実際の使い方・季節ごとの変化・同棲中の工夫などなどを交えて紹介していこうと思います!
これからサンルーム付き物件を検討している人や、同棲で快適な住まい方を模索しているカップルにとって、少しでも参考になればうれしいです。
サンルームとは?

そもそもサンルームとはどんな部屋なのでしょう?
サンルームを簡単にいうと、外に面したガラス張りの空間 のことです。
日当たりが良く、雨風を防げる構造になっており、一室というほどでもないけど、ちゃんとスペースがあって個人的には好きな空間です。
バルコニーやベランダとの違いは、ガラスで囲まれているかどうかみたいです。何より、外の天気の影響を受けない「部屋の延長」として捉えてもらえると良いかと思います!
最近の賃貸や分譲住宅では、ベランダの代わりにサンルームという設計も増えてきているよう。花粉や虫などを気にされる方におすすめの設計ですね(賃貸とかだと全面ガラス張りというわけではないのも多い)
サンルームの良いところ
我が家は5畳くらいのスペースであるサンルームを洗濯物干し専用のスペースとして活用しています。

サンルームが洗濯スペースの代わりです!
ただの代用のスペースではなく、むしろ外干しより快適なことが多いです!
魅力①:洗濯物に虫がつかない
外に干すと、特に夏場などは、乾いた洗濯物に虫がついていることが多々ある…。これがほんっとうにストレス。小さいカメムシとか見ると発狂しそうになりますよね。でも、サンルームは外干しではないので、その問題が解消されます。
乾いたらそのまま畳めばOK。日々のストレスが減っている感覚があるのが◎
魅力②:雨の日でも使える
雨天でも洗濯物が干せるというのがけっこう魅力的。除湿器やサーキュレーターを稼働させればしっかり乾くし、生乾き臭もしない。年中洗濯ができる環境なので、梅雨などの雨天が多い日でも活躍するのが、生活するうえで、役立っているなと実感するポイントです。
魅力③:ちょっとした落ち着き空間
メインは洗濯を干す場所として使っていますが、椅子をひとつ持ってきてそこで本を読んだり、ぼーっとしたりできる、「落ち着く空間」にもなります。
同棲中にふと、1人になりたい瞬間はだれしもあるもの。その空間を担ってくれることもあったりします!
同棲生活ならではの使い方と役立ちアイテム
今お伝えした、サンルームの魅力を最大限に生かそうとすると、いくつかの商品をそろえておくことで、充実した生活を送れると感じてます。
そんなおすすめアイテムを紹介していきます。
椅子
簡単な椅子があると結構重宝します。読書をしたり、洗濯物を干すときに洗濯カゴを椅子の上において、洗濯物を干しやすくする用途もアリかと。ポイントはガチガチの椅子っていうよりかは、折りたためて収納しやすいものがよいです。


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除湿器
正直、サンルーム付きの間取りであれば除湿器はマストでほしい。なぜなら雨の日の洗濯でもしっかり水気を取り、生乾きのにおいも防止してくれるから!!
特に梅雨の時期などは家に洗濯物のにおいが充満するのって嫌ですよね….


アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 除湿機 衣類乾燥 除湿器 コンプレッサー式 強力 タイマー付 静音設計 オートルーバー 除湿量 6.5L ホワイト DCE-6515
サーキュレーター
洗濯系の話だと、サーキュレーターもおすすめ。エアコンの効果を高めてくれたり、風を送ることで洗濯物の乾かすスピードを上げてくれるなど、意外に年中使える代物です。


[山善] 洗える サーキュレーター 静音 12畳 左右 首振り 上下角度調節 風量3段階調節 お手入れ簡単 ホワイト YAS-CFKW15(W)


住んで気づいたサンルームの長所&短所
1年以上サンルーム付きの物件に住んでいる私たちだからこそ、サンルームの長所&短所に気づきました。
長所|日当たり・洗濯・多用途性の高さ
サンルームの最大の魅力はやはり、日当たりのよさ。
朝からしっかり陽が差し込むので、部屋全体の雰囲気が明るく保てるし、気分的にも前向きになれる気がする。
洗濯物に関しても、取り込み不要で虫がつかないという安心感がある。私たちは虫が本当に嫌い。特に彼女は大嫌いで家に入ってきた虫の駆除は私が担当することになるので、虫が洗濯ものにつかないサンルームの部屋はとても適している….
花粉やPM2.5が気になる人にとっても大きなメリットかなと思います。また、天候に左右されず洗濯ができる点は、忙しい同棲生活でもめちゃくちゃ助かります。
さらに、ちょっとした家具を置けば、くつろぎの空間としても機能してくれるのもgood。ひとりになりたい時や趣味時間にぴったりなスペースとして使える柔軟性があるのも大きな長所かなと思います。
短所|季節による温度差とメンテナンス課題
一方で、季節によって体感温度の変化が激しいのはちょっと使いづらいなーという点。冬はかなり寒く、サンルーム自体の気温が低くなり洗濯が乾きにくいということもあります。逆に夏になると温度は急上昇し、ほんとにサウナ状態になるなんてこともあったり….
あと、これは私たちの間取りの話ですが、「たまには外で洗濯物を干したいな~~」なーんて思うこともありますね笑
快適に使うためには、除湿機やサーキュレーター、遮熱カーテンなどの補助アイテムが割りと必要になるのかなという印象です。これらがないと、「使えない空間」になりかねないという点は意識しておくべき!
これからサンルーム付き物件を検討する人へ


同棲をする際に、サンルーム付きの間取りを検討されるカップルの皆様に、何点かチェックポイントやアドバイスを先人の私たちから伝えます。
内見時にチェックすべきポイント
まず、内見時にチェックするポイントです。特に抑えたほうがいいと感じるポイントを記載しますね!
サンルームの広さと戸の密閉性
やっぱりある程度の広さは必要。洗濯物が干せない、自分のやりたいことができない….は話になりません。私たちの間取りは2.5畳ほどですが、洗濯物を干すだけなら十分な広さです!室内用の物干しをおいてぴったりくらいのスペースになります。



広さの参考にしてください!
あとは、戸の密着性。ちゃんと戸が閉まらないと夏は熱気、冬は冷気が溜まる原因になります。特に冬場は寒い空気が他の部屋にまで広がってしまうと、寒くなるのでご注意を!
日陰の向きと周辺の立地
日陰の向きは特に洗濯物を干すスペースに使うなら、抑えておきたいポイント。南向きの間取りだと、バッチリですね!
また、せっかく日当たりがよくても周辺に大きなマンションや施設などがあり、太陽の光を遮ってしまうような間取りでは意味がないです。周辺の建物と陽の光の導線も見ておきましょう!
電源コンセントの有無
ほとんどの間取りであるとは思うのですが、サンルームにもコンセントがあることを確認しておきましょう。
除湿器やサーキュレーターなどの家電を使用する可能性は高いので、家電が利用できる空間であるかどうかも内見時にチェックが必要です!
まとめ:サンルームとはリアルな目線で付き合おう
初めてサンルームという言葉を内見時に聞いた私は、今まで聞いたことがない言葉と間取りにかなりワクワクしていました笑。(「うちの間取り、サンルームあるんだよね~」とか言ってみたいとか、そんなことばっかり考えてた)
実際に住んでいいところも多い間取りですが、使いこなすには、工夫もしっかり必要ということがわかりました。
- 日当たり問題
- 家電の必要性
- 洗濯時の動線
- 季節ごとの温度差
このあたりは、実際に暮らす際のリアルな目線が大事だなと思いました!
うまく使いこなせば、暮らしをめちゃくちゃ豊かにしてくれるサンルーム。
これからサンルームのある家を探す人たちが、少しでもこのブログが参考になったらうれしいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!